持続可能な開発目標
SDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)とは国連サミットで採択された2016年から2030年までの国際目標です。
持続可能な世界を実現するための17のゴールと169のターゲットから構成され、国際社会のみならず中小企業にとっても取り組むべき社会的課題です。
みまつ食品は、この世界共通課題であるSDGsへの行動が、当社の成長の実現につながると考えます。
これからも当社の事業活動を通じて、SDGs達成に貢献していきます。
飢饉をゼロに
フードバンクや子ども食堂へ食品の提供
フードバンクは、販売は出来ないが品質に問題が無い食品を引取り、必要としている団体などに寄贈する活動です。子ども食堂は、共食の機会を確保することが難しい子どもに無料または安価で食事を提供する取り組みです。
当社は、2019年9月よりフードバンクまえばしやフードバンクしぶかわ、NPO法人様へ食品を提供することにより、食のセーフティーネット構築を意識し行動しております。すべての人に健康と福祉を
ペットボトルキャップ回収活動
ペットボトルキャップを回収、換金し、医療支援や障がい者支援、子ども達への環境教育など、様々な社会貢献活動を行っています。
また、ペットボトルキャップ回収を行うことにより、CO2発生量の削減にも取り組んでおります。質の高い教育をみんなに
食育関連プロジェクトの実施
小学生の社会科見学や高校生を中心としたインターンを受け入れ、工場見学や商品開発を体験することにより、餃子などを作る楽しさやコミュニケーションを提供しております。
また、高校生や大学生とのコラボレーション企画を実施、商品化を一緒に体験することにより、食品製造業の理解を深めております。工場直売店「餃子工房RON」では、2010年より餃子教室を開催し、延べ1724人の方に参加いただいております。実際に具を皮で包むことから体験し、作り上げた餃子をその場で召し上がっていただくことを通じて、感動をお届けしております。
ジェンダー平等を実現しよう
女性活躍の推進
当社は、多様な人材が働きがいを持って活躍することを推進しております。
特に、女性の雇用を充実し、育児休暇取得の推進や出産後に職場復帰しやすい環境整備を意識しております。当社従業員に占める女性の割合
安全な水とトイレを世界中に
工場排水の処理
日々生産を行う中で、当社は水資源を利用し、使用した水資源は社会や環境に負荷を与えないよう、水処理をしてから自然界に戻しています。
水処理については、日常点検の実施、専門家による診断やアドバイスにより適切に管理されております。
水資源は自然界からの借りていること、水資源はみんなのもの、水資源はキャベツなどの作物として返ってくることを意識し、大切に利用しています。住み続けられるまちづくりを
地域社会への感謝の思い
当社が日々生産活動を行えるのは、地域の皆様のご協力があるからこそという思いがあり、その感謝の思いを旗振りと清掃活動という活動で還元しております。
旗振り
近隣小学校の通学路にて小学生が安心して安全に登校出来るよう、登校時の旗振りを20年以上継続して実施しています。
清掃活動
毎朝当社周辺道路や通学路の清掃活動を実践しております。気持ち良く利用できる環境整備を心掛けております。
つくる責任 つかう責任
生産者とのつながり
餃子を作るうえで欠かせないのが「キャベツ」です。
当社は主に県内4つの地域のあわせて30件以上の生産者と40年以上直接契約しており、直接仕入れる方法を取っております。それにより、鮮度の良いキャベツを使用することができ、おいしい製品をつくることができます。
また、地域の生産者の皆様と共にコミュニケーションを図り、安定供給を進めていきます。それが地域経済の活性化にもつながると考えています。農作物のムダをなくしたい
当社では餃子を製造するにあたり1日6トンのキャベツを使用していますが、キャベツの芯は利用できず廃棄しておりました。生産者が丹精込めてつくったキャベツを無駄にしたくないという思いから、キャベツプロジェクトが生まれました。
協力企業との取り組みにより、食品ロス削減に向けて行動しております。第一弾 キャベツサイダー
キャベツの芯からエキスを抽出し、そのエキスを利用したキャベツ風味のサイダーです。
第二弾 キャベツこんにゃくゼリー
キャベツエキスを利用した、甘さ控えめのこんにゃくゼリーです。
第三弾 シャキッとギョーザ燻
見た目はソーセージ、食べるとギョーザ。シャキッとした食感が楽しめます。
食品ロス削減に向けた取り組み
食品ロス削減に向けて、賞味期限延長の取り組みを実施しております。
当社主力商品である「皇帝シリーズ」は、2018年9月より製造工程や包装工程を見直し賞味期限を7日間から15日間に延長することが可能となりました。当社では、全社をあげて製造過程で発生するミスや作り過ぎによる食品ロスの削減活動を行っており、各工程でアイデアを出し合いながら改善を続けております。
例えば、発注予測の精度を向上させ生産計画を工夫することで、具材や皮の仕込み量の適正化が進み、前期比63.7%と成果が出ております。気候変動に具体的な対策を
冷媒ガスの使用抑制
オゾン層破壊の一因になっている特定フロンHCFCの使用抑制と省エネを目的に、当社では設備機器の更新に取り組んでいます。 今後も気候変動や環境破壊抑制を意識し、全ライン更新に向けて進めてまいります。
二酸化炭素の排出量削減
私たちの作る餃子や焼売は、地球からの恩恵を受けたお肉や野菜を原材料としています。地球環境に配慮することは、私たちの住む地球を守る点においても、私たちがお客様に感動をお届けするための事業を運営する観点からもとても重要です。そのため、私たちは地球温暖化の一因とされる二酸化炭素の排出量を削減する活動にも取り組んでいます。 2021年度には生産活動で使用する電気の一部で、群馬県の県営水力発電所で作られた電気「電源群馬水力プラン」を採用しました。さらに、非化石証書を活用した実質的に再生可能エネルギー由来で発電された電気も採用し、二酸化炭素排出削減を行いました。
そして、2022年4月より本社工場で使用する全ての電力を実質再生可能エネルギー由来のものに変更しました。
2022年度のCO₂削減量 2,058トン
(CO2排出量2013年度比 53%削減)これからも継続して二酸化炭素排出削減に取り組んでまいります。
※電源群馬水力プランは群馬県と東京電力エナジーパートナー株式会社が提供する電力メニューです。